eラーニング運用のポイント整理

コンプライアンス教育成功のポイント

eラーニング運用のポイント整理

教材開発、運用設計、管理オペレーション

教材開発は自社業務に適したリアリティーがポイント

自社の業務シーンとかけ離れている リアリティがない 自社の業務シーンに近い リアリティがある
教材開発は3つに分類されます。それぞれメリット、デメリットがあるので、適切な選択が必要です。

① 自社オリジナル教材の作成

メリット:
自社固有の業務事象にフォーカスできるので学習者の興味意欲が高まる。リアリティのある教材が作成できる。
デメリット:
制作コストがかかる。教材作成ノウハウが必要。

② 汎用教材の活用

メリット:
導入がすぐにできる。弁護士などの専門家が監修済みで品質も安心
デメリット:
自社シーンに適合するとは限らない。一般的で具体性がない。リアリティがない。

③ ①と②を複合した教材の活用

メリット:
オリジナルは重要なポイントに絞って制作できるのでコストを削減できて早い。リアリティも追求できる。
デメリット:
作り手が異なるので品質差が生じる。

運用設計で効果に差がつく

運用設計
キッカケ(背景)、ゴール、対象の3軸で適切な運用設計を行う事がポイント

① 主体選定(誰が主体になる?)
?教育もコミュニケーション。誰から誰にやるのか?

  1. コンプライアンス教育担当者が主体
  2. 管理職が進捗管理を担当
  3. トップ自らが実施主体になる
主体選定

② 期間/頻度設計
?コツコツか短期集中か?

  1.  
  2. 継続運用(12ヶ月プラン)
    継続は力なり(週1回×4週×12ヶ月)
    毎月1回(月1回×12ヶ月)
    3ヶ月に1回(12ヶ月に4回)
  3. 時期集中(1ヶ月?2ヶ月間)
    コンプライアンス強化月間(1ヶ月)
    期初/期末
    年度末
  4.  
期間/頻度設計

③ 教材ボリューム設計(学習時間設計)
?あれもこれもだと学

  1.  
  2. 必要ミニマム量
  3. 対象者によって変動
  4. 1日5分
  5.  
教材ボリューム設計

④ 修了ルール設計
?難しすぎてもダメ、優しすぎてもダメ?

  1. 合格点の設定(80点?100点)
  2. 回数制限(3回以内の実施のみ)
  3. 学習進行順序の制御(やらないと次に進めない)
修了ルール設計

⑤ 実施デバイス
?利便性か、セキュリティーか?

  1. 社内PCのみ(外部アクセス不可)
  2. 支給モバイル端末可(外部アクセス可)
  3. 私物端末も可(自宅アクセス可)
実施デバイス

管理オペレーション

従業員情報の登録

社員データベースから対象者の氏名、所属情報などを登録します。人事データは日々変化しますので、どの時点のデータで学習をするかを決める事が重要になります。当然、人事データの収集時期と実施時期は同様になりませんので、学習者が混乱をしないようにガイダンスなどでの情報伝達、学習中に人事異動があった場合の対応フローなどを予め決めておく必要があります。

ガイダンス

ガイダンスは管理オペレーションの中で最も重要な役割を担います。
目的や意義、狙いの伝達と期間や修了ルールなど学習者が学習を行う前に知りたい情報を整理して伝達します。またこの時、誰からガイダンスを行うかもポイントです。

ID、PW通知

どのように学習者は学習環境にアクセスするのかを伝達します。ID、PWはユニークなものを配布する事になりますので、一斉送信が配布しつつも、氏名とIDをシステム上で置換できると便利です。

進捗管理

モニタリングです。エリア、属性別、全体の進行状況など、狙い通りの進捗をしているかどうか、未受講者がどれくらいるか、など期間終了までリアルタイムでモニタリングする事で適切な判断、対応をする事ができます。

督促

忘れている受講者は必ずいるものです。そのために、タイミングを見計らって、督促メールを送信したり、社内で広報する事で修了率を向上させる事が可能です。

質問回答

システムに関する質問、疑問、人事異動に際しての質問、疑問、教材の中身についての質問、疑問など個別の質疑、全体質疑などにどのように対処するかは予め決めておく必要があります。丁寧に一つづつ対応していく事は学習者を満足させるかもしれませんが、担当者の業務負荷を必要以上に増加させる事がある為、できる範囲を決める事が重要です。

レポーティング

実施状況、正答率等を全体、部門、エリア等属性によってクロス集計する事で、実施状況を明確にする事ができます。また、問題別の正誤、ベスト10、ワースト10なども属性によって集計する事で、現在の課題抽出や次の実施テーマに役立てる事ができます。

フィードバック

学習者はやらされるだけなのか、フィードバックを受けるとしたらどのような情報が欲しいのか、レポーティングの活用方法も予め決定する必要があります。部門別の実施状況など動機づけに役立つものはフィードバックを行う方が効果的です。

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